韓国選手団、福島産食材拒否を掲げ日本を侮辱するために来日

韓国は、ホスト国を徹底的に侮辱するために東京五輪に参加するつもりのようだ。どんな手段を使ってでも、日本を貶めることが彼らの無上の喜びだからだ。

大韓体育会は、東京オリンピックに出場する韓国選手団に「放射能で汚染された福島産の食材は与えられない」として、自分たちで食材を確保し、独自の食事を提供するため、東京・中央区晴海のオリンピック選手村から車で15分の距離にある「変なホテル・舞浜東京ベイ」を、7月20日から来月8日まで20日間貸し切り、韓国選手団への食事を提供する給食センターとして運用する方針だ。そのために大韓体育会は、韓国忠清北道鎭川(チンチョン)の国立選手村から調理師や栄養士などを東京の「給食センター」に派遣し、韓国から持ち込んだ食材など、安全性が確認された食材を使って弁当を作り、韓国選手団に提供するという。

KBS日本語放送7/14「大韓体育会『東京五輪で安全な食事を』 ホテルを貸し切って給食センターに」

日本のメディアが、あまり大きく取り上げないのが不思議だが、こんなことを許していたら、「東日本大震災からの復興を世界に示す」としてオリンピックを誘致した当初の“復興オリンピック”の理念は台無しになる。

韓国は東京オリンピックの無観客大会になったことに大歓声をあげて歓迎し、その理由がなんと、日本の観客が会場で「戦犯旗」の旭日旗が振られることがなくなったからだという。オリンピックは政治的主張の場だと考えている韓国にとっては、そういう思考法になることは当然なのかもしれないが、日本人からしたら異様というしかない。

東京オリンピック組織委員会のホームページで、聖火リレーの全国ルートを示す日本地図に竹島が表示されているとして、日本が不当な領土主権の主張をしたとして、韓国の政治家、しかも次期大統領を目指す与党候補者3人がそろって五輪参加ボイコットを主張した。しかし、その「竹島表示」といってもパソコン画面で、聖火リレーのルートを示す日本全国図の島根県のはるか北方、地図の端のはしを最大限拡大し、あちこちを念入りにくまなく探さない限り、点のような島影は確認できず、しかもそれを「竹島」とも何とも地名はふってないので、それが竹島なのかどうかも分からない。IOC国際オリンピックが「政治的な主張とは関係ない」と断定したのも頷ける。この日本地図でこの島影を発見できるのは、そうした意図をもって探すことができる韓国のプロ級のプロの反日活動家しかできない仕業だ。韓国の与党大統領候補たちは、実際にパソコン画面の該当部分を開き、実際に竹島の位置を確認したことがあるのか。

さて、東京オリンピックを、ここまでディスる、侮辱するなら、参加しなければいいものを、彼らは「自前の給食センターを作った」と大々的に宣伝することで、「福島の食材は放射能汚染されているから危険だ」と世界にアピールするために日本に乗り込んできたのである。

あろうことか、そんな悪意を隠さない韓国に対して、自民党の二階幹事長は、日本を訪れた韓国の国会議員の代表に対し「東京オリンピックに、ぜひ、ムン・ジェイン大統領にもお越しくださいと伝えてもらいたい。歓迎する」とのたまわり、あまつさえ、首脳会談の実現にも協力すると発言した。

NHKニュース7/14「自民 二階幹事長 韓国・ムン大統領の訪日へ協力要請」

この人は、いま国際情勢がどういう状況にあるのかに、まったく関心はなく、新聞やテレビも見ずに、どこかよその世界しか見ていないのだろう。どう見ても常識外れだ。さらに、これに対する韓国側の態度も「現在、検討中だ」と答え、どこか上から目線で、現実を見据えていない。

真実は、韓国側から東京オリンピック開幕式に合わせて文在寅大統領の訪日の意向を示し、日本が「来日するというなら断れないので、外交的に無礼のないようにお迎えする」と返答したら、韓国側は「ご挨拶程度の会合ではだめで、何としても会談の成果を示す必要があるので、1時間の会談時間をくれ」と言ってきた。しかし、菅政権はかねてから、いわゆる徴用工や慰安婦に関する韓国裁判所の国際法違反の不当判決に対して、文在寅政権が行政として解決策を示さない限り首脳会談をしても意味はない、としてきたので、文在寅が空手形でやってきたとしても、相手にはしないだろう。そういう日韓関係のこれまでの一連の経緯を分かっているとしたら、二階幹事長の「文在寅大統領の訪日を歓迎する」という発言が飛び出すはずはないのである。だからこの人はどこかよその世界で生きているというのである。

オリンピックを前にした韓国側の日本に対する侮辱は、これだけに留まらなかった。

ユネスコの世界遺産委員会は、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の歴史を紹介するために設置された「産業遺産情報センター」のなかの長崎市の端島炭鉱についての説明が、1940年代に端島炭鉱(通称「軍艦島」)で韓半島出身者らが強制労働させられた事実について、しっかり伝えていないとうえ、犠牲者に対する追悼の措置も不十分だとする決議案をホームページ上に掲載した。世界遺産委員会は決議案で、日本側のこうした措置について「強い遺憾の意を示す」と表明し、通常、政治的な判断を控えるユネスコとしては異例の表現だとされる。

KBS日本語放送7/13「ユネスコ 日本の「軍艦島」展示に「強制労働の説明不十分」

これについて、ハンギョレ新聞は「ユネスコ、日本の軍艦島歪曲に警告状…朝鮮人強制動員が知らされておらず『強い遺憾』」と伝え、

中央日報は「五輪控えた日本が公開的赤恥…ユネスコ『軍艦島歪曲』に警告」

聯合ニュースは「明治産業遺産巡る約束不履行 日本に「強い遺憾」ユネスコ」などと一斉に伝えた。


しかし、「産業遺産情報センター」の加藤康子センター長の話によると、この決議文を書いたユネスコ世界遺産委員会のドイツ人専門家は、「産業遺産情報センター」を実際に訪問する前に韓国政府側と2回に及ぶ会議を行なったうえ、韓国との歴史問題で韓国側に立って裁判支援活動などを行なっている日本の特定に市民団体から事前に意見を聞いたとした上で、完全に韓国側の立場・視点に立った質問ばかりを繰り返したが、明治日本の歴史に関する知識はまったく持たない人物だったという。つまり、最初から韓国側の意向を受け、韓国政府の立場に立って検証・点検するという役目を持った人物で、結論は最初からわかりきっていたのだ。韓国政府と韓国メディアは、ユネスコの専門家が自分の采配で動くことを知りながら、それを「強い遺憾」、「ユネスコの警告状」などと煽ったのである。

端島の住民が言うように、この問題は2015年、「明治日本の産業遺産」のユネスコ世界遺産登録に際して、日本政府が韓国政府の圧力とだまし討ちに負け、朝鮮人労働者に対する「強制された労働」があったことを認めさせられ、それを説明するための資料センターの開設を約束したことに端を発している。

しかし、「産業遺産情報センター」に現在展示されている内容のとおり、当時の端島炭鉱で働き端島に暮らした住民に聞いても、誰一人として朝鮮人労働者を強制的に働かせたとか、迫害・差別があったという証言はない。なかったことをあったように嘘をつくこと、事実でないことを展示することはできない、と言って、加藤センター長はこのユネスコの専門家の主張を突っぱねたという。

韓国側が唯一の「証拠」として取り上げているのは、NHKが昭和30年に制作した「緑なき島」というドキュメンタリーで、褌いっちょうの裸で寝っ転がって石炭を掘る炭鉱夫の姿だが、これさえも当時の住民の話では、端島炭鉱の労働者は全員が制服を着てヘッドランプ付きのヘルメットをかぶるのは坑内規則で、裸で作業することなどあり得ず、しかも坑道はどこも立って歩ける高さがあり、横になっていざり姿で石炭を掘ることなどあり得ないと証言している。NHKは未だに「別の炭鉱で撮影された映像が使用されたという事実は確認されなかった」としか言わないが、これを見た炭鉱に詳しい専門家は一様に、北部九州の小規模炭鉱の映像だろうとみる。

韓国側の主張はつねにそうだが、自分たちが勝手にイメージし、自分たちの論理にあった「仮想の事柄」しか、「事実」とは認めず、いわばそうした妄想によって次々とイメージを膨らませることにより、ついにはその妄想の世界に自分自身が雁字搦み(がんじがらみ)となり、抜け出せなくなる、つまり自縄自縛の世界なのだ。

竹島も、旭日旗も、慰安婦も、徴用工も、そして半導体素材の輸出管理強化や福島原発の処理水問題もすべて同じだ。自分たちですべて原因を作っておいて、自分たちで問題をどんどん大きくし、手に負えないモンスターに育てておいて、その責任をすべて日本側に押しつけるのである。

さて、福島県内の農畜産物や水産物、お酒や加工品は、どれも美味しくて品質のいい食材として、どこでも引っ張りだこだ。福島産の米や野菜、福島県沖の魚は、全量放射線検査が行なわれ、検査を通ったものしか、そもそも流通していない。日本人はみな知っているので安心して福島の食材を食べている。韓国も、日本で普通に暮らしている在日韓国・朝鮮人を通してそうした事実は知っているはずだから、東京オリンピックで自国の選手団に日本の食材を与えないというのは、嫌がらせの意味しかないのは明らかだ。

そんなことまでして、オリンピックに参加して楽しいのだろうか?スポーツの世界とは、どんな環境でも、相手と同じ土俵・条件で、自分の実力を出し、その場、その時間を共有するなかで、勝負の一瞬に全てを賭ける醍醐味にあると思う。そうした競技とは別の次元で、韓国選手たちは別の意図、別の目的を持って、日本を侮辱し、貶めることだけに命を賭けているのである。そうまでして仮にメダルを取ったとして、自分たちがした振る舞いを子や孫にすべて正直に伝え、彼らに誇ることができると考えているのだろうか?

政治的な意図を持ち、政治的なアピールのため選手たちを利用するだけの大韓体育会は、それによって選手たちに何を教え、オリンピックの歴史にいかなるレジェンドを残そうとしているのか。ただ、日本に対する憎悪、憎しみだけを植え付けることが目的ではないのか。それとスポーツの醍醐味、喜び、オリンピック精神と、どうつながるというのか?

大韓体育会は、オリンピック精神とはもっとも遠い所に立ち、名誉も栄誉も永遠に手にできない、まことに心貧しい哀れな人々というしかない。

日本の品種を盗んで栽培している韓国産シャインマスカット、日本円で2300円もするがまったく甘くない。

これも日本の技術を盗んだと思われるマスクメロン、日本円で900円。味はまあまあだった。

富士の高嶺から見渡せば

大学で中国語を専攻して以来、半世紀にわたって中国・香港・台湾を見続け、朝鮮半島にも関心を持ち続けてきました。これらの国との関係は過去の歴史を含め、さまざまな虚構と誤解が含まれています。富士の高嶺から、雲海の下、わが日本と周辺の国々を見渡せば、その来し方・行く末は一目瞭然。霊峰富士のごとく毅然、敢然、超然として立てば、視界も全開、隣国を含めて同時代の諸相に深く熱く切り込めるかもしれません。

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