富士の高嶺から見渡せば

大学で中国語を専攻して以来、半世紀にわたって中国・香港・台湾を見続け、朝鮮半島にも関心を持ち続けてきました。これらの国との関係は過去の歴史を含め、さまざまな虚構と誤解が含まれています。富士の高嶺から、雲海の下、わが日本と周辺の国々を見渡せば、その来し方・行く末は一目瞭然。霊峰富士のごとく毅然、敢然、超然として立てば、視界も全開、隣国を含めて同時代の諸相に深く熱く切り込めるかもしれません。

  • Blog
  • ブログ
  • Ameblo

2016.05

戦略的誤りを犯した習近平③

2016.05.22 14:15

戦略家エドワード・ルトワックにインタビューしてまとめられた「中国4.0~暴発する中華帝国」(奥山真司訳・文春新書)は、2000年以降から現在までの15年ほどの中国の対外戦略の変化と、その不安定な要素、弱点を論じたものだ。それらを踏まえたうえで、日本が中国に対してとるべき姿勢や対策...

戦略的な誤りを犯した習近平②

2016.05.08 16:29

中国が犯した三つの大きな間違い「平和的台頭」という戦略方針「チャイナ1.0」を、「対外強硬路線」である「チャイナ2.0」に変更したのは、胡錦濤があまりにも抑制的で弱腰だという批判があったほかに、以下のような「三つの大きな間違い」を犯したからだというのが、ルトワック氏の見立てである...

戦略的な誤りを犯した習近平①

2016.05.01 16:46

不道徳・反文明国家の命運は尽きた?習近平をトップとする共産党独裁政権の不正・腐敗体質。権力と富を独占した党幹部一族が貴族階層化する一方で、絶望的にまで極限化した貧富の格差。周辺異民族に対する強権的で非文明的な支配と弾圧。南シナ海の珊瑚礁埋め立てと軍事基地化など、国際法無視の領土・...

富士の高嶺から見渡せば

大学で中国語を専攻して以来、半世紀にわたって中国・香港・台湾を見続け、朝鮮半島にも関心を持ち続けてきました。これらの国との関係は過去の歴史を含め、さまざまな虚構と誤解が含まれています。富士の高嶺から、雲海の下、わが日本と周辺の国々を見渡せば、その来し方・行く末は一目瞭然。霊峰富士のごとく毅然、敢然、超然として立てば、視界も全開、隣国を含めて同時代の諸相に深く熱く切り込めるかもしれません。

記事一覧

Page Top

osuda/ideyuki