富士の高嶺から見渡せば

大学で中国語を専攻して以来、半世紀にわたって中国・香港・台湾を見続け、朝鮮半島にも関心を持ち続けてきました。これらの国との関係は過去の歴史を含め、さまざまな虚構と誤解が含まれています。富士の高嶺から、雲海の下、わが日本と周辺の国々を見渡せば、その来し方・行く末は一目瞭然。霊峰富士のごとく毅然、敢然、超然として立てば、視界も全開、隣国を含めて同時代の諸相に深く熱く切り込めるかもしれません。

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<資料>韓国大統領選 保守系候補決定を受け尹前大統領が国民向けメッセージ

2025.05.11 19:11

醜いゴタゴタのあと、大ドンデン返しで決まった保守系統一候補韓国大統領選挙に向けた保守系政党「国民の力」の統一候補選びは、二転三転した結果、金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官を党公認候補とすることで決着した。革新左派の李在明(イ・ジェミョン)候補に勝つためには、金文洙氏より人気...

<資料>金文洙候補の記者会見全訳「反米民族主義の李在明非道勢力と戦う」

2025.05.09 19:04

(韓国では6月3日の大統領選挙に向けて立候補の届け出が10、11日に行われる。野党の李在明(イ・ジェミョン)候補が各種世論調査で40%台後半の支持率を獲得し、当選を確実にする独走状態の勢いを示す中で、一方の与党「国民の力」の公認候補・金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官と無所属...

<資料>韓悳洙氏大統領出馬宣言の全訳 「政治を正常化しろ、という国民の声に押されて」

2025.05.03 05:06

(韓国で6月3日に行われる大統領選挙に向けて、これまで大統領権限代行を務めてきた韓悳洙(ハン・ドクス)氏が5月1日、国務総理を辞任し、翌2日に記者会見を行って正式に無所属での立候補を宣言した。この中で、就任2年目までに憲法を改正し、大統領と国会が互いに牽制と均衡の中で権力を分け合...

初等教育の日中韓比較:江戸の将軍は寺子屋の教科書にも心を砕いた

2025.04.30 08:29

蔦重シリーズ第3弾「暴れん坊将軍」は漢籍の輸入にも熱心だったNHKの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の蔦屋重三郎(1750~97)が活躍した天明・寛政期(1781~1801)から遡ること半世紀前、享保年間(1716~1742)は、8代将軍徳川吉宗が活躍した時代だった(在位...

識字率の日中韓比較:書物の出版・普及・保存は家康以来の文教政策

2025.04.27 17:55

蔦重シリーズ第2弾 「書物がひらく泰平の世」とはNHKの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」をきっかけに、蔦屋重三郎(1750~97)と江戸中期、天明・寛政期の出版文化について興味がわき、いろいろと本を読んだり、展示会に足を運んだりしている。前回のブログでは、東京国立博物館で...

豪華絢爛・江戸の出版文化を支えたのは江戸庶民の識字率の高さ

2025.04.26 16:06

コンテンツビジネス・メディアミックスの先駆者だった蔦重蔦屋重三郎(1750~97)と江戸中期の出版文化事情をテーマにしたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」をきっかけに、江戸時代の印刷・出版事情について俄然、興味がかき立てられている。

「超限戦」に立ち向かう③=中国への警戒心がない「お花畑状態」こそが危機

2025.04.15 14:32

中国に流出した日本の高度産業技術例えば、「薄くて、軽く、曲げられるペロブスカイト太陽電池(Perovskite Solar Cell、以下PSCと表記)」といえば、桐蔭横浜大学の宮坂力(つとむ)特任教授が発明した次世代型の太陽電池だが、「PSCの特許出願件数では、日本は年間出願件...

「超限戦」に立ち向かう②=豊かな国の留学生になぜ国費投入か

2025.04.15 14:19

博士後期課程の留学生には年間290万円の経済支援博士課程で学ぶ研究者の生活・研究支援を行う「次世代研究者挑戦的研究プログラム」(Support for Pioneering Research Initiated by the Next Generation=SPRING)という支...

「超限戦」に立ち向かう①=中国人留学生急増という「静かなる侵略」

2025.04.15 14:02

東大の留学生の6割は中国人東京大学や東北大学など我が国の先端科学技術を担うトップ大学で、中国人留学生が留学生全体の6割を超え、年間290万円の公的経済支援を受ける博士課程後期在籍者のうち中国人が3割を占める実態が、参議院の外交防衛委員会での質疑を通じて明らかになった。つまり日本の...

尹大統領弾劾裁判は次の内乱罪刑事裁判までまだ終わった訳ではない

2025.04.08 14:15

結論部分は朴槿恵弾劾判決と一字一句同じだった有権者の半数が投票で選んだ現職大統領を、有権者が信任を与えたわけでもない8名の憲法裁判所判事によって弾劾罷免される、というのは、朴槿恵(パク・クネ)大統領に続いて、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領で二人目となった。ところで、尹錫悦大統領...

大統領弾劾裁判⑤ 左派イデオロギーに染まった韓国教育現場の腐臭

2025.03.31 15:00

別世界を生きる左派系と保守系の新聞読者朝日や東京新聞の購読者は産経や讀賣新聞を読むことはまずない。同様に韓国においても、ハンギョレ新聞を読む人は決して朝鮮日報など手に取ることはない。ことほど左様に、それぞれの新聞を読む人たちは、まったく別の世界に生きている。おそらくお互い考えてい...

韓国はやはりまともに付き合うことはできない国だという証明

2025.03.26 20:09

野党指導者李在明に対する控訴審「逆転無罪」判決おとなり韓国の司法判断、常識では考えられない異様な裁判所の判断に接するたびに、この国は本当に文明国なのか、はたまた民主国家を騙(かた)る「無法野蛮国家」ではないのか、と疑ってしまう。そして、こうした裁判結果を国民が許し、その裁判結果が...

富士の高嶺から見渡せば

大学で中国語を専攻して以来、半世紀にわたって中国・香港・台湾を見続け、朝鮮半島にも関心を持ち続けてきました。これらの国との関係は過去の歴史を含め、さまざまな虚構と誤解が含まれています。富士の高嶺から、雲海の下、わが日本と周辺の国々を見渡せば、その来し方・行く末は一目瞭然。霊峰富士のごとく毅然、敢然、超然として立てば、視界も全開、隣国を含めて同時代の諸相に深く熱く切り込めるかもしれません。

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